梅雨真っただ中、しばらく鬱陶しい日も続きそうです。小さなお子さまの身体が、暑さや湿気に馴染めず、体調を崩しやすい時期です。こまめに水分補給しながら熱中症になりにくい環境を整えていきたいと
思います。
今月は『文月』『棚機月(たなばたつき)』と言われています。保育室のテラス横に笹竹を用意しました。
保護者の皆様にも協力していただき、短冊の願い事が天まで届くよう祈りながら、子どもたちと一緒に夏の素敵な伝統行事に心を和ませてみてください。
雨降りの合間を縫ってお散歩に出かけ、汗をかきながらも楽しい時間を過ごしました。広場でレジャーシートを敷いて座り、草花を触ったり、花占いのように花びらをちぎったりと、自然に
触れることができました。
梅雨明けが発表されると、水遊びがスタートします。もみのきのテラス前で、水遊び遊具を使って水しぶきを浴びた時に、どんな表情を見せてくれるのか楽しみです!
少し月齢の高いチームは、お散歩前にお友だちの帽子を配ってくれたり、オモチャの片づけを頑張ってくれたり、お手伝いに忙しい毎日です。また月齢の低いチームは、歩くことが楽しくなり、広場でも
張り切ってあちこち探険に夢中で、担任をハラハラさせています。
自我もめきめきと芽生え、着替えや食事を「自分でやる!」と介助を断ったかと思えば、抱っこされて
いる友だちにやきもちをやいて「私も抱っこして!」と甘えてきたりと、感情や表情が豊かになり、楽しいクラスになってきました。
今月は水遊びやシャワーで心地良く過ごしていきたいと思います。
小麦粉粘土から油粘土へと変わり、初めはぎこちなかった手つきも今ではヘラで千切りにしたり、細長く伸ばしたり、丸めたりと、いつの間にか上達していて驚いています。保育者にクレーン車を
作ってもらうと、それを大事に動かしたり、自分で作ったものを「これ見て!」と言って自慢しています。粘土遊びの時間が大好きになった子どもたちです。
先月から保育参観が始まり、お友だちとの遊び、会話のやりとり、散歩に行くまでのあわただしさなど、ありのままの日常を見ていただいてます。集団生活をご理解いただけたら幸いです。
子どもたちが小さなことでぶつかり合いながらも、心身共に成長していけるよう、これからも背中を押ししていきたいと思います。